信号のところに、異変が
朝のウォーキングの帰り、家の近くまで戻って、歩行者信号が青くなるのを待っていました。
えー、信号の上に数字!
数字が小さくなっていく!
あれです、あれ。日本の交差点でときたま見かけて、へーえと思うやつ。
先週、この信号で待っていたときには、確かになかった… それとも気づかなかっただけ?
シドニーやメルボルンにはあったかもしれないけど、ブリスベンでは絶対に(!)見たことがありませんでした。
なんか、いやですね。せわしない世界(日本)の潮流が、このオーストラリアの“元”片田舎まで押し寄せてくるっていうのが。
もちろん、待っているときは、「ああ、もうちょっとよね」と自分をなだめるのに便利ですけどね、この装置。
世界がどこでも同じようになったらつまんないです。
ならないでしょうか?
この装置、日本語では「歩行者待ち時間表示装置」というそうです。
英語では Pedestrian countdown timer と呼ぶようです。
信号を無視した無理な横断を防ぐのが目的だそうです。
おととしのブリスベンのコミュニティーペーパーの記事が見つかりました。
この信号がブリスベンに出現した経緯が出ています。お暇ならどうぞ。
ところで、歩行者信号が点滅しだしてから渡りはじめちゃ違反だと知りませんでした。
罰金を取られるところでした。気をつけなきゃ。
車だと黄色で入っても違反じゃないのに、ずるい。
歩行者信号によっては、普通に歩いて渡れないぐらい短いものもあります。
ほんと車優先社会です。
<後日談>
この数字、実は赤の点滅になるまでは消えていて、点滅になったとたん始まりました。11、10、9、…
要するに、横断歩道の上を歩いている歩行者に向かって、「早く渡り終われ!」とせかすだけの装置だったようです。
ブリスベンで他の場所に設置されたものも同じなんでしょうか。
急がすのは赤が点滅しているだけで十分なのに。でも、在豪27年になんなんとする私は、こんなことで腹立てたりしませんけど。かな?