オーストラリア旅行にはガイドブック、そして私の昔話
日本滞在中の stone です。
オーストラリア旅行の前には、やはり、ガイドブックが必要でしょう。
「地球の歩き方」なんてどうでしょうか。
昔々、オーストラリアに行く前に、私もオーストラリア編を買って持って行きました。1冊全部だと重いので、行く予定の地域のページだけ切り取って持っていったような記憶があります。
「地球の歩き方」というガイドブックの創刊は1979年だそうです。それならば、私が最初にオーストラリアに行った時ではないですね。
最初に行ったのは、大学4年の時でした。1976年のことです。
国際的視野をもった教員を養成するという目的で、教育学部の学生を対象とした奨学金を、文部省が作ったのです。
うちの大学からは、オーストラリアのシドニー大学か、アメリカのテンプル大学というチョイスでした。
私はシドニーを選びました。テンプル大学を選んでいたら、私の人生はどうなっていたんでしょうね。
確実なことは、オーストラリア英語じゃなくて、アメリカ英語を話していたでしょうね。
私はもちろん、オーストラリア英語が好きです。アハハ
製薬会社にアメリカ人の同僚がいました。パイペットって何だかわかります?
実験で使うガラス器具のピペットのことです。
彼の言ってることはたいがい状況でわかりましたけどね。
シドニーに行ったら、よく Exchange student(交換留学生)かと聞かれました。こう聞かれると、どう答えるか困っていました。
だって、学生の流れは両方向じゃなくて、一方通行でしたから。今なら、私の大学にオーストラリアの大学から留学生が来ることがあるかもしれませんね。
さて、国際的視野をもった教員のほうは、9年足らず、大阪の高校で教えましたから、税金の無駄遣いにならなかったでしょうか。
結局、居心地のよかったオーストラリアに家族を連れて移住しました。
ところで、世界的に、といっても、英語圏でというべきでしょうか、有名なガイドブックには、Lonely Planet(ロンリープラネット)というのがあります。
このガイドブックのオーストラリア編、英語版は新しいようですが、日本語版は2004/5年が最後のようです。
日本には「地球の歩き方」があるから売れなかったのでしょうか。
たぶんその頃ですね、私がロンリープラネットのニューヨークの記事を訳す仕事をもらったのは。
行ったことのないニューヨークの街を歩いているような気になって訳しました。
この間、オーストラリアで、映画を見に行ったショッピングセンターに図書館があって、不要になった本の処分中。
1冊なら3ドルでしたか、5ドルか10ドル(忘れました)で、好きなだけお持ちくださいとのことで何冊か買いました。
その中に、ロンリープラネットのスコットランドがありました。まあ、行くことはないでしょうね。