オーストラリアを車で走ってみよう(その3)日本と同じ左側通行

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オーストラリアを車で走るといい理由は他にもあります。

たとえば、オーストラリアは左側通行です。

アメリカも韓国も右側通行です。前に、韓国に住んだことがあります。

車は乗せてもらっただけでしたが、慣れるまで変な感じでした。道を渡る時とか、気をつけないと危ないです。反対側から車が来ます。

日本が左側通行なのは、イギリスの指導で鉄道ができたからだと書いたサイトがありました。

イギリスは左側通行なので、昔のイギリスの植民地、今でもBritish Commonwealth(英連邦)というグループがありますが、その国々は左側通行です。

去年、私が住んでいたソロモン諸島国も左側通行でした。

ソロモンの首都のホニアラの町には信号機がなく、道端で車が通り過ぎるのを待って、次のが来る前に、必死で走って横断してました。

同じ左側通行でラッキーでした。つい反対見て走ったら、轢かれてしまいます。

ホニアラでは、日本の中古車、特に日本各地の幼稚園やデイサービス、自動車学校などの送迎用のハイエースが、乗合バスとして使われていました。

横っ腹の名前を消さないまま走っていて、おもしろかったのですが、これも日本と同じ左側通行で、右ハンドルの車だったことがよかったわけですね。

韓国や中国からは中古車が来ないのかしらと思いましたが、あちらは左ハンドルですね。

いろんな分野で、日本は、韓国や中国に追い上げられて大変ですが、ソロモンに中古車を売るという点では競争しなくてもいいわけです。

オーストラリアも条件に当てはまりますが、オーストラリアの中古車は高いですから、ソロモンの人には敷居が高いでしょう。

40年前、学生のとき、オーストラリアのシドニーに1年間いましたが、当時、道を走っている車は古い車ばかりで、新車を見かけることはまれでした。

それに比べると、今は新しい車が多くなって、たいへん古い車はまれになりました。

それでも、中古車の値段は高いです。高くつく「車検」という制度がないので、乗り換える習慣がないのでしょうか。

ではオーストラリアに中古車を売ったらどうかと考えるかたもおられるでしょうが、オーストラリアでは政府の定めた規格が面倒なので、それに合うように直すと儲からないそうです。

新車の場合は初めからオーストラリア仕様で製造するのでしょう。どの国で作っているかはともかく、オーストラリアを走っている車は、日本のメーカーの車が大部分のような気がします。

(画像の出典:http://www.smh.com.au/federal-politics/society-and-culture/hey-nannies-clear-the-path-for-a-walk-on-the-mild-side-20111104-1mzz5.html

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