ケアンズ空港で入国して、ブリスベンに帰ってきました。

2ヶ月ほど日本の田舎にいて、おととい帰ってきました。

まず、関西空港からケアンズ国際空港へ、それから国内線でブリスベンに戻ってきました。

飛行機は、オーストラリアの一応フラッグ・キャリアーであるカンタス航空の子会社の格安航空会社ジェットスターです。

ケアンズに着いたら免税店の中を通って、入国審査の列に。

これって、日本の空港ではありえないようですね。

ゴールドコーストでも同様にお店の中を通らないと出られません。ブリスベンではさすがに免税店の中を通らないでも行けますけどね。

入国審査

入国審査、これは列が長いだけで問題はありません。夜の便のあと、立っているのはつらいですが。

入国カード(日本語版もあり)を飛行機で配ってくれるので、それに記入しておきます。入国カードの見本はこちらにあります。

入国カードは空港にもありますが、そこで取って書いていたのでは列に並ぶのが遅くなる… ただし、これも別に遅くなっても構いません。だって、乗り継ぎの便はずうっとあとだったんですから。

オーストラリア、ニュージーランド、それからもうひとつあったような、その国の「eパスポート」を持っている人は短い方の列に行けます。待つ時間ほとんどなし。

こういうシーンでは、ああ、帰化していればよかったと思いますが、そうすると、今度は日本に行ったとき、長い列ですよね。

それに、日本で、早々に立ち去りなさいと言われるかもしれないし。

検疫

荷物が出てくるのを待って、次は検疫。

これはおじさんがその辺に立っていて、私の入国カードを見ます。

私が「食肉、家禽類、魚、海産食物、卵類、乳製品、果物、野菜類を持ち込もうとしている」に「はい」を選んでいるのを見て、「何をもってるの?」

「Prepared dry fish です」と言うと、「Fish roe は?」「高いからもってません」と私。

このやりとり、まったく同じものを、前回もしたなあと思い出しました。

Fish roe というのは魚卵ですが、イクラとかタラコでしょうか。

しかし、研究者でもなきゃ、魚に孵化する状態のをもっているはずもなく、塩漬けとかでは、自然界に放出しても、オーストラリアの生物相に全然影響はないですよね。

味付きのイクラとか、辛子明太子とか出したら、どういう反応をするのか、見てみたい気もしますが、取り上げられたらもったいない!

そのあと、出口の手前に立っていた別のおじさんが、さっきのおじさんが入国カードにつけた印を見て、「出口へどうぞ」って。

検疫はいつもビクビクしますが、(別に変なものを持っているわけではありません)、あっけないことが多いです。

持ってきてはいけないもの、果物とか肉、乳製品、卵など持ってきませんし。

ケアンズにて

このあと、国内線のターミナルまでトコトコ歩くこと、うーん、5分強。夜明け前のケアンズの空気は爽やかでした。

国内線のチェックインまで、2時間以上、荷物と一緒に待っていました。イスが少ないのですが、座れてよかった。

大きな荷物をチェックインしたあとは、出発ロビーというのでしょうか、お店などが並んでいるところで、また、2時間強、待ちました。

ここにはイスもたくさんありますし、ハングリージャックス(これは日本やアメリカではバーガーキングです)もあります。

ストロベリースムージーを飲みながら、眠気と戦って待ちました。

搭乗口の前でも、寝ていたら、起こしてくれませんよね? 飛行機が出そうになっても。

ブリスベン上空

そして飛行機に乗ること2時間、ブリスベンに到着。

いつもは海の上、海岸沿いを南下すると思うのに、今回は少し内側、陸の上で、ブリスベンの街の上で大きく旋回。

まるで遊覧飛行でした。機長のサービスか、技術的な理由があったのか。

わが家までは見えませんでしたが、ブリスベン川って幅が広いなあと思いました。

旅行をするには

しかし、思ったんですけど、旅行って、元気でないとできませんね。どこの空港でも歩く距離の長いこと。元気でも、うちの母なんか絶対無理です。

車イスに座る手がありますが、その覚悟がなければ、歩く力を維持しないとダメです。

これは、この前、新幹線で横浜に遊びに行ったときも思いました。わざと意地悪してるのかって。自由席は先頭車両ですって、ホームのずうっとずうっと向こう。

今回、ブリスベン空港に着いて、飛行機をタラップで降りて、地上へ。なんとなんと、その次、階段を上がって空港ビルに入らないといけなかったのです。それなら下の入口から入れてくれればよかったんですけどね。

要するに、ボーディングブリッジ(あの廊下みたいな飛行機のドアにくっつけるやつ)があいていなかったんでしょう。

私の前にいたキャリアウーマン風の太った女性、気の毒でした。後ろの方でも、「えー、階段上がるの!」と言ってる人がいました。

年を取ったら旅行しようと考えてる人、今行かないと無理ですね。

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