オーストラリアの2大行事のひとつ、イースター(復活祭)にすること
日本滞在中の stone です。日本にいたからですよね、さっき気づいてびっくり。今週の金曜日はグッドフライデーです!
イースター
グッドフライデー(聖金曜日)とは、イエス・キリストが十字架にかけられてなくなった日で、クリスマスとならぶキリスト教の大きな行事、イースターの始まる日です。
イースター(Easter)は、日本語でいうと復活祭です。日本語のほうがよくわかります。イエス・キリストが金曜日になくなって、生き返ったのが日曜日だそうです。
クリスマスは日が決まっていますが、イースターは毎年変わります。どこかの時点から数えて何日目の日曜日、と決まっているそうです。だから、普通は4月ですが、去年だったか、3月の終わりでした。
ブリスベンにいれば、郵便受けに毎週入ってくるスーパーマーケットのチラシに、イースターエッグと呼ぶたまご型のチョコレートや、うさぎ型のチョコレートの写真があふれていて、イースターを忘れるはずはないのですが。
うさぎやたまごは、ヨーロッパの昔からある春を祝うお祭りのなごりのようで、それとキリスト教の復活祭が一緒になったそうです。
(出典は www.imgion.com から)
イースターの前には肉を食べない期間
イースターの前にはレント(Lent)という、肉を食べないで魚を食べる期間があります。もちろん、これを守っている人はめったにいないでしょうが、スーパーマーケットは、魚を食べましょうって、宣伝します。
カトリックの修道院とかの、このレントの間のご飯のメニューをのぞきたいですね。40日あるようですから、毎日、魚じゃないでしょうね。
イースターはお休みです!
オーストラリアでは、Good Friday の金曜日と、Easter Monday と呼ばれる月曜日がお休みで、4連休になります。
この時期は学校も、1学期と2学期の間のお休みです。
12月25日のクリスマス・デーと並んで、グッド・フライデーにはたいがいの施設やお店は休業します。
イースターは家族で過ごす!
旅行に行く人もいるでしょうが、伝統的には、家族が集って一緒に食事をする日です。
イースターにはエッグハントだ!
小さいこどもがいれば、チョコレートのイースターエッグを庭のあちこちに隠しておいて、イースターエッグハント(Easter egg hunt)をします。
(出典は http://www.1023bob.com/2014/04/14/easter-egg-hunts-this-weekend/ から)
たくさん見つける子どもや見つけられない子ども。みんなにチョコレートが行き渡るようにしておかないといけませんね。
私は、家族も親戚もいないオーストラリアに移住したので、そういうイースターやクリスマスの集まりに憧れて、子どもを5人産みました。しかし、残念ながら、5人の子どもがイースターやクリスマスに、「おかあさ~ん」と帰ってきたことはないです。
おまけに、ブリスベンではまだそのうち3人が一緒に住んでいます。
イースターにはこれを食べなきゃ!
イースターにはHot Cross Bun(ホットクロスバン)もつきものです。これはドライフルーツとスパイスを入れた直径6cmぐらいのパンで、上に白い十字がついています。
(出典は http://ameblo.jp/shoknav/entry-10860117782.html から)
今は、チョコレート入りや、フルーツなしのも売っています。私は昔ながらのドライフルーツのが好きです。
レーズンやサルタナ(オーストラリアでは小さめの干しぶどうをサルタナ、大きめをレーズンと呼びます。品種が違うのでしょう。)、オレンジピールなどが入った生地に、ミックススパイスが入って、ちょっと茶色です。
いい匂いとドライフルーツの控えめな甘さ、この時期しか食べられないと思うと、よけいに食べたくなります。
最近は、クリスマスが終わると、スーパーではすぐにイースターの商品を売りだすので、3月の末、ブリスベンを発つ前に、食べてきました。
イースターのパン、ホットクロスバンを、このブログをご覧のみなさんにも食べていただきたかったのですが、うーん、残念、日本で売っているのを見つけられませんでした。
今度、オーストラリアにいらっしゃるときは、是非、イースターの前にしましょう!