オーストラリアのガソリンスタンドはペトロルステーション

ガソリンスタンド

オーストラリアでは、ガソリンスタンドを、ペトロルステーションと呼びます。

ガソリンはアメリカ、ペトロル(Petrol)はイギリスの、石油の呼び方です。

オーストラリアのペトロルステーションは、ほとんどがセルフサービスです。操作は難しくありません。

自分で石油のポンプを操作してみたいと思ったこと、ありませんか?

オーストラリアに来れば、誰でもできます。年齢制限があったかどうか確かではありません。

うーん、子どもにやらせている親は見たことがありません。

まず、車の給油口の蓋をとります。

自分の入れたい種類の石油の、あれ、なんていうんでしょう? 注ぎ口? あれを手で持って蓋を外した給油口に入れてハンドルをギュッとつかむと、油が流れていきます。

日本のガソリンスタンドでは、店員さんが、あれを給油口に入れたまま、ガラスを拭いてくれたりしていますが、それはできません。

ハンドルをギュッとつかんでいないと、油が流れなくなるからです。

前は、日本の店員さんがやっているみたいに、ロックしておくことができるものもありましたが、今はずっとつかんでおかないといけないタイプばっかり。

安念基準かなんかが変わって、普通のひとがロックしちゃいけなくなったんでしょうかね。

あれ、つかんでおくの、ずいぶん力が要ります。年を取って、さらに握力が落ちたら、ガソリンも入れられなくなるのでしょうか。

店員さんは店の中にいて、お金を受け取るだけです。ひとりだけのこともあります。「手伝って」って言ったら、やってくれるでしょうか。

公共交通機関が日本の都会ほど発達していないオーストラリアでは、車が運転できなくなったら、足をもがれるようなもんです。

さて、満タンになったらポンプは勝手に止まります。

あの入れる口をポンプの凹んだところに戻して、ポンプの番号を覚えて(忘れると店員さんに、「あれ、あれ、あの車よ」と店の中から示さないといけません。)、店に入ります。

ああ、その前にたいへんたいへん。給油口の蓋を閉めます。忘れちゃまずい。

で、カウンターでお金を払って、車に戻ればできあがり。

もし、万一、店員さんが入れてくれるペトロルステーションにあたったら、「Could you fill it up?(満タンお願いします)」と言いましょう。

普通のガソリンはRegular で、ハイオクは95とか97とか数字が名前の後ろに書いてあります。

最近は少ないですが、エタノールをなん%か入れたものが Regular より安かったです。E10と言いましたっけ。つまり、10%はエタノールだったのでしょうか。

このエタノールはサトウキビから採った砂糖を原料に作るという話でした。

限りのある化石燃料である石油を、豊富にできる砂糖から作ったエタノールで節約しようとしたのですが、うまくいかなかったようです。エンジンにあまりよくなかったのでしょうか。

しかし、エタノールってお酒ですよね。それがガソリンより安いとは不思議です。

 

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