オーストラリア、スーパーマーケット事情

買い物に行かないと食べるものはない。

そこで、さっき、車に乗って、買い物に行きました。

オーストラリアには Coles と Woolworths という2つのスーパーマーケットがあります。

私の理解では、オーストラリア全国どこに行っても、この2つのスーパーが牛耳っています。

小さな町だと片方しかないとか、あるいはどっちもないとかいうことはあるでしょうが、あるところはこの2つしかないと言ってもいいのではないでしょうか。

これって、日本と違いますよね。

私の実家は和歌山県です。あの辺のスーパーは、オークワ、松源、このあたりが大きいです。

しかし、北海道や九州だと、いえ、そこまで行かなくても、お隣の大阪府や三重県に行ったら、まったく別の名前のスーパーがあるのでしょう。

ところが、オーストラリアのスーパーは金太郎飴、つまんないのです。

まあどこでも同じものを同じ値段で売っているというのは安心でもあります。

しかし、商品の品揃えもほとんど一緒です。自社開発商品はありますが、これもだいたい一対一対応。中身も値段も同じようなもの。

おまけに、日本だと中小の食品メーカーが無数にあるのに対し、オーストラリアだとメーカーの数が限られています。

新しいものを発見する楽しみも非常に限られています。Coles に行っても、Woolworths に行っても同じビスケットしかない、のです。

ここで登場するのが、ドイツ系だというAldi というスーパー。Audi じゃありません。

ここは、2大スーパーよりさらに安いぞというのが売りです。メーカー品も少しはありますが、自社開発商品が主で、店も小さく、品物の数をぐっと絞ってあります。

いろいろ見比べることができないので、買い物にかかる時間は短く、値段を比較しなくても、2大スーパーと同じか、それ以下の値段だと安心できる上に、2大スーパーと違った商品が買えます。

金太郎飴ではないのです。

うちの近くに Aldi があるとうれしいのですが、うちからは、残念ながら、2大スーパーのほうがずっと近いです。

この Aldi でおもしろいのが、レジの係がイスに座っていることです。そして、バーコードを読み取らせた商品をドンドン、お客さんのほうに押してきます。

お客さんは必死でそれを自分の買い物袋、あるいはカートに入れる、ということになります。

ここはちょっと緊張するところです。フーッ 

で、商品のスキャンが終わると、即座にお金を出さないといけない… 

買い物を詰めながらお金を出してお釣りを受け取って、手はふたつしかないし、小心な私はパニクるのです。

最近は少しレジ係が優しくなって、それほど必死にならなくても待ってくれるような気がしますが。

オーストラリアでレジ係をやるなら、Aldi がいいです。

他のスーパーだと、レジ係は、もちろん立っていて、スキャンしながら袋に詰めてお客さんに渡すのです。

ところで、今日はまず Woolworths に行って、そのあと、Coles にも行ってしまいました。

Coles に行ったら、アイスキャンデーの新製品があったので、つい買ってしまい、アイス類を合計4種類も買って帰るはめになりました。

つられてしまったひとつは Bulla という会社のCoconut Ice という製品。甘すぎず、おいしかったです。

coconut-ice-pic

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