オーストラリアの国語は英語です
英語は英語でも、イギリス英語のちょっとオーストラリアナイズした英語です。
スペルはまったくイギリスと同じです。
私が学校で英語を勉強したときは、中学校の教科書は「Jack and Betty」(アメリカ的な名前ですよね。そう思いません?)、高校の教科書は名前は忘れましたが、イギリス式だと聞きました。ほんとかな。
でもなぜかアメリカとイギリスのスペルの違いを知らなかったんです。
たとえば、Center と Centre。あのなんとかセンターとか真ん中のセンターです。よく使う言葉ですが、知ってました? この違い。イギリスでもオーストラリアでも Centre です。
この流れで、長さの単位の Meter。イギリスとオーストラリアじゃ Metre です!
労働の英語は Labor ですが、イギリス、オーストラリアじゃ Labour です。ところが、なぜかオーストラリア労働党(目下の連邦政府議会じゃ野党ですけど)は Labor って書いてますね。なぜだ?
あと、中学校で英語が始まると、飛行機などはすぐ出てきますが、アメリカじゃ Airplane、イギリス、オーストラリアじゃ Aeroplane です。
私はこれをアエロプレインと読みたくなっちゃうんですが、アエロフロートはロシアの航空会社ですよね。発音はエアロプレインと軽くロ(ろ)が入ります。
刑務所も Jail ですが、イギリスじゃ Gaol と書いて、同じ発音です。私はガオールとしつこく読んでましたが。トホホ
そういうわずか?な違いはあっても、イギリスもオーストラリアもアメリカも同じ英語なので、しあわせというか、ふしあわせというか、オーストラリアの文学というものが確立されにくいです。
その点、日本はしあわせです。
本屋の棚が、日本人の手で日本語で書かれた本で埋まるんですから。